どっこい茶屋雑記ブログ

人物相関図とストーリー展開-ドラマ「みをつくし料理帖」の魅力を解説

みをつくし料理帖 人物 相関図

みをつくし料理帖 3話感想

人物相関図です

NHK公式サイトは無かったのでつくってみましたが、説明し辛いところはプチネタバレがありますので要注意です

キャスト

 澪(みお)黒木華(くろきはる)
嘉平衛(かへえ) 国広富之(くにひろとみゆき)
芳(よし)安田成美(やすだなるみ)
佐兵衛(さへえ) 柳下大(やなぎしたとも)
種市(たねいち) 小日向文世(こひなたふみよ)
おりょう 麻生祐未(あそうゆみ)
伊佐三(いさぞう)小林正寛(こばやしまさひろ)
ふき 蒔田彩珠(まきたあじゅ)
小松原(こまつばら) 森山未來(もりやまみらい)
永田源斉(ながたげんさい) 永山絢斗(ながやまけんと)
清右衛門(せいえもん)木村祐一(きむらゆういち)
坂村堂嘉久(さかむらどうかきゅう)村杉蝉之介(むらすぎせみのすけ)
あさひ太夫(たゆう)成海璃子(なるみりこ)
又次(またじ) 萩原聖人(はぎわらまさと)
釆女宗馬(うねめそうま) 松尾スズキ(まつおすずき)
末松(すえまつ)毎熊克哉(まいぐまかつや)

人物相関図を作るにあたって

1~2話でキャラや世界観の紹介が済んだところでようやく面白くなってきました。グルメ物はぱっと見てキャラの設定や世界観がわかりやすく読者をすぐに飯ネタに集中させて見せ場を即つくれるジャンルですが、「みをつくし~」はきっちり群像劇を絡ませてるのでグルメ物にしては読者や視聴者が物語りの背景を把握するのがやや遅め。なので序盤は絵がある分わかりやすい漫画版を読むことをお勧めします。

本筋に進む前に主人公をとりまく背景や生い立ちなど情報を把握します。流行りのグルメ物だけどアニメや実写ドラマで当たりにくい原作だと思います

3話「三つ葉尽(づくし)」

 三つ葉の前にとろとろ茶碗蒸しオールスターズ公開ですみをつくし料理帖 とろとろ茶碗蒸し みをつくし料理帖 とろとろ茶碗蒸し かまぼこ

最初に作った海老とユリ根と銀杏がかまぼこと三つ葉に変更

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出汁の葛がひいてある竹筒茶碗蒸しと登龍楼のアワビ入り茶碗蒸し

 江戸っ子はランキングが好き

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とろとろ茶碗蒸しが料理店の番付にのりました、初登場で「関脇」です。ごっつあです!忙しくなったのでふきちゃん13歳を雇いました。

そんな件の番付では大関鎮座の料理屋「登龍楼」がセカンドブランドな店を作りました。ターゲットは町民なので本店より安いのですが料理人は同じ、内装や器がそこそこ良いと評判です。その離れの店が同じ茶碗蒸しを出したそうです。

江戸っ子は見栄っ張り

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同じ茶碗蒸しですが、値段はあちらが倍あるのです・安くて美味しい=コスパはつる屋が良しなのですが、江戸っ子って見栄があるから高い方を食べる習慣があるそうです

と、江戸代表の上の3人が申しております。清右衛門先生は辛口通り濾して原作よりちょっとオリジナル意地悪シーンが多い。小松原様いわく見栄よりも張りだといいました。つる家2回分で大関とるよな店で食べるのは庶民の夢で気概だと~。

倍もするではなくたった2回分

ファストファッション・コスパ世代は驚く価値観だと思います

こちら芳、登龍楼に潜入した

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ドラマ本編では触れてないけど卵汁を入れる茶碗蒸しは関西発で江戸には無かったので江戸の店が出す事は不自然でマネである事はあきらかです。おりょうさんと芳はこっそり偵察に向かいますが・・・

芳さんは元は上方一の料亭女将です、合わせ出汁の味は明らかなコピーだと見抜いて料理人に猿まねだと抗議したものだから暴力を受けて怪我をして帰ってきます。実の子のように可愛がってた澪の作った合わせ出汁を盗んだ事が許せなかったのです。

それにしても登龍楼の内装本店も分店も何とかならんのかって思います。どっちが大阪だかわからない派手さが気になる

吉原からの使者・・新キャラ登場

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怒ると大阪弁になる澪が怒りMAXな時、吉原の扇屋の上方出身の花魁より、茶碗蒸しのお持ち帰りを頼まれます。料理担当の又司は蒔絵のお弁当箱をだすのですが、茶碗蒸しは器ごと渡す物で、器も数少なく売れないため、花を生けていた竹筒を使います。竹筒なら蒸し直しに耐えれるとこの時気が付きます。これがのちの持ち帰り用の茶碗蒸しにつながるのです。今なら竹の方が高くて器の方が100円で安いんですけどね

澪ちゃんと幼馴染みの話

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又次さんに子供ころの上方話をする澪・・まだ両親を水害で失う前の話ですよ、このへんは年表作ってみたいところですね・・。

近所の遊女が年季あけや身請けの時に文字通り足を洗う大事で神聖な井戸に澪を下駄を落としてしまいますが、親友の野江(のえ)も同じ事して罪を分かちあいます。澪の上方料理と小噺によって朝日太夫=野江は幼馴染の澪が噂の女料理人であることを察します。

三つ葉は血のめぐりが良い

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そんなこんなで三つ葉のかき揚げつくっちゃいます。源斉先生のアドバイスでは肌に良く目にも良いそうです。普段は薬味で脇役をメイン料理にするのです

種市がこいつはいけねえよ~と原作でもお馴染みのセリフが飛ぶほどに美味しい。

しかし、またしても登龍楼がマネをします!しかも今度はつる家の発売前から・清右衛門情報早すぎ!これはもうつる家にスパイのがいるとしか~~

澪の献立帖 三つ葉おひたし

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マメスケの今日の小鉢のような絵面

公式動画です↓

澪の献立帖~第3回「三つ葉のおひたし」料理レシピ~ | みをつくし料理帖

みをつくし料理帖 4話感想

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粕汁屋台は差し替えか!

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ふきとじゃこに和え物

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旭日太夫への差し入れ・・蕗オニギリ

 

 第4話「ほろにが蕗ご飯」は新入りのふきちゃんが登龍楼のスパイである事が発覚、幼い弟と供に借金返済の為に奉公してる話が出ます。店の主人が形だけ頭を下げるのですが、仕返しに「つる家」がつけ火されてまいます。おちこんだ澪ちゃんを励ましたのは大阪の幼馴染で今は旭日太夫の野江(のえ)だった。以下原作版バレ

 

 

 

 

ここで原作では澪ちゃんは屋台を作って大阪で食べた懐かしい味の粕汁を作って売る=江戸っ子に認められる=主人の種市がその頑張りを見て店を立て直す=店移転展開になります。

 

粕汁ももちろん登龍楼にマネされますが、小松原様が立ち回りを見せて御前奉行の肩書で脅して嫌がらせが治まります

 

3話から急激に料理とエピソード差し替えが激しくなってきました。

原作と前のドラマにあった「屋台=粕汁」展開が消滅しました

多分季節に合わないからだと思うのです

以下旧ドラマ版の屋台です。別シーズンが冬にあるとして再考されるんかしらね?

かなりがっかりした粕汁ストさんもいるのでは?

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澪の献立帖 4回 ほろにが蕗ご飯

澪の献立帖~第4回「ほろにが蕗ご飯」料理レシピ~ | みをつくし料理帖

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澪の献立帖~第5回「ひとくち宝珠」料理レシピ~ | みをつくし料理帖

おまけの北川景子版

みをつくし料理帖 北川景子

北川景子版は2回ありました
みをつくし料理 撮影用 屋台説明
みをつくし料理 撮影用 屋台説明 太秦映画村
撮影用屋台